フルールの春

 春のポカポカ陽気に誘われて、ついウトウト…なんて声もちらほら聞こえてくる今日この頃。
4月は、新年度のスタートとともに、桜が咲き、草木が芽吹き、自然が一斉に目を覚ます季節です。
「ゆかり花見川デイサービスセンターフルール」の周りも「フルール」(花)の名にふさわしく春の花でいっぱいです。
 また、今年は冬が暖かかったわりには桜の開花が遅く、ちょうど満開の桜が入学式等新たな始まりを祝ってくれる年になりました♪
「フルール」では「私も若いころはこの時期に…」と懐かしい話に花が咲けば「今年も花より団子でしょ!」という声も飛び交い今日もにぎやかです。

 寒さが和らぎ、外出や散歩の機会が増えることで、ご利用者の皆様の表情にも春の訪れを感じられます。
そんな中、私たち職員一同は、ご利用者の皆様にとって心温まる時間をご提供できるよう、季節の行事やレクリエーションを工夫しております。
今回は、春の訪れを感じられる4月の「フルール」の様子をご紹介いたします。

 ここのところお天気が変わりやすく、朝は雨の心配がない天気でも午後になるとあやしい雲行きになることが多く、安心して外にお出かけすることが難しい天候が続いていますね。
「フルール」では、そんなお天気を心配しないでご利用者の皆様にお花見を楽しんでいただけるように、職員が帰省したときに福島の桜を持ってきてくれました。
それを幹に見立てた柱にくくりつけ、桜の木が「フルール」の中にお目見えです。

 桜の枝が届いたときは、まだ堅い緑の蕾だったのが4日後には満開になりました。
そのタイミングで「フルール」の施設内でお花見をすることに。
満開の桜の木の下でのお花見には及びませんが、甘酒を召し上がっていただきながら桜の花を愛でていただきました。
ご利用者の皆様、甘酒は久しぶりの方がほとんどで「あま~い」「おいしい~」と喜んでくださっていました。(この日はあま~い甘酒なのでお伴は塩味のおせんべいでした(^^♪ )

 壁も春模様に変わりました!
お花紙で作った色とりどりの花は、ご利用者の皆様に花びらを丁寧に開いて作っていただきました。
折り紙の花も、かなり細かなハサミ使いが必要なのですが、ご利用者の皆様がきれいに切り抜いてくださいました。
 ちなみにここに写っている美味しそうなスイーツは今月のおやつレクの予告です(^-^)
ご利用者の皆様とても楽しみにしてくださっています(^^)

カレンダーの上に貼る壁紙は、その時期に合ったものを職員が工夫して作っています。

 特に細やかな作業を得意にしている職員が作製してくれたのが、ダイアモンドアートの桜です。

 こうやって全体で見ると写真のようですが、これは直径2mm程のビーズで作られていますΣ( ̄□ ̄|||)
不器用な私からすれば気が遠くなるような作業に思えますが、本人曰くとても楽しいそうです。
気になった方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

 個性あふれるご利用者の皆様、職員のおかげで「フルール」の毎日は成り立っています。
4月もまだまだこれから。
どうぞ今月も引き続きよろしくお願いいたします。